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TFSAでお金の運用

お世話になっているFlog主宰のTFSA/RRSPのウェビナーに参加しました。TFSA/RRSP口座は作っていたものの運用などしてなかったので、理解が曖昧だったため、いくらか入金後ほとんど手付かずな状態でした。このウェビナーで理解がより明確になったので、賢くお金の運用をして行きたいです。

TFSAとは

日本で言うNISA(少額投資非課税制度)です。本来、投資信託や株などで得た利益に対して税金を払わなければならないのですが、その利益に対して税金が免除されるという制度です。TFSAは毎年、利用枠が付与され利用枠は累積されていきます。

非課税口座のメリット

TFSA/NISAのような非課税の口座のメリットは、利益に対しての税金が免除されるということでした。日本だと投資の利益に対して約20%課税されます。仮に1000万利益が出たとして、200万税金で持っていかれるので、投資を考えている人は非課税口座を利用する手はないです。貯蓄のような年利0.002%などの利益率の低い商品に対して、利益がそこまで増えないので、非課税の口座の享受はあまりなさそうです。非課税の口座で生んだ利益が多ければ多いほどメリットを受けることができます。

TFSAの困惑どころ

2009年から始まったTFSAですが、僕がTFSAの口座を開設した際に困惑したのが、どのくらいまでTFSAの利用枠が使えるかということでした。CRA(カナダ国税)のサイトで利用枠を見ることができますが、表示されているのは2009年からの累積額です。ところがTFSAはカナダに非居住の場合は、その枠は付与されないので、非居住の期間を除いたい利用枠を自分で計算する必要があります。僕の場合は2015年の12月にカナダに来ましたが、2015年の利用枠を含めていいのか、よくわかりませんでした。公式を読む限り183日以下しか住んでない人は非居住者として扱われるようです。

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you do not have residential ties in Canada; and either one of the following situations applies:

- you live outside Canada throughout the tax year
- you stay in Canada for less than 183 days in the tax year

よって僕の場合は2016年からの累積額となるようです。他にもSINナンバーや、住所、ドライバーズライセンス、銀行の情報なども考慮されるようです。

なぜ利用枠を注意深く追う必要がるのか

TFSAの口座を開いても、自分が持っている利用枠などが表示されているわけではありません。また、利用枠を超えて、TFSAの口座に入れると、毎月、超過額の1%のペナルティがあります。CRAのサイトの利用枠を鵜呑みにして、非居住分も込みで入金すると、利用枠を超過しペナルティが課せられる可能性があります。これを避けるために注意深く運用する必要があります。また、その年にTFSAの利用枠いっぱい入金した場合、全額引き出し、再度入金すると、利用している額が減らないので、注意が必要です。利用分は次の年始までは、利用枠は補填されないので、超過すると、入金分の1%のペナルティを課せられます。利用枠は超過した場合は、超過の手紙がCRAから届くようです。

TFSAのいいところ

いつでも非課税で引き出せるというところです。日本に帰国予定を考えている方はTFSAを利用するといいかもしれません。仮に、TFSAで株が価値が急上昇し、日本に帰国する場合でも、非課税で引きおろせるためフレキシブルな部分があります。また、NISAとは違い、帰国時解約しなくてもそのまま置いておけるのもメリットの一つではないかなと思います。引き出す場合は、カナダから引き出す必要があるようです。

と色々書きましたが、金融のプロではないので、間違っている可能性もあります。詳しくは公式を熟読することをおすすめします。長期滞在を決めている人はぜひ利用して、賢くお金の運用すると、将来安泰も近いはずです。

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