実体験。カナダ(バンクーバー)でデベロッパーとして海外就労するには

バンクーバーでモバイルアプリケーションデベロッパーとして働き始めて、はや3年目。どのようにして、渡航前から準備を始め、ローカルの企業で仕事をゲットしたか、まとめました。

自身のスキルセットと渡航の決意

はじめに僕自身の経歴として、日本のIT系専門学校でゲーム科を卒業後、プログラマとして5年ほど働きました。その後、フィリピンで2年ほどiOSのリードデベロッパーとして働きました。退職後、ワーキングホリデーでカナダに渡航することを決意しました。。渡航するにあたって、トロントとバンクーバーで悩みましたが、IT系に特化した留学エージェンシー「フロッグ」がバンクーバー拠点であるのもあり、バンクーバーに渡航することにしました。

バンクーバー渡航前の準備

当時、年齢的にも30歳ギリギリということもあり、ワーキングホリデーを先に申請しました。申請中にフロッグの無料相談を受けて、今後のプランを相談しました。北米では、ポートフォリオ、GitHubの充実させることが大事と相談を受け、この2点をメインに準備に取り組みました。

iPhoneアプリの開発

GitHubをアクティブに見せるのが重要なので、iPhoneアプリ開発中にGitHubのコミットを行いました。また時間的にも余裕があったので、自作のアプリを3本ほど作ってAppStoreへリリース。

ポートフォリオ、レジュメの作成

ざっくりこちらの例を参考にしながらレジュメ、カバーレター、ポートフォリオの作成を行いました。渡航直前には、フロッグのセナさんに何度かポートフォリオを添削していただき、この時点で完成度は80%ほどでした。※参考になるポートフォリオを一番下に貼っておきました。

海外の就活サイトのチェック

前職はiOSデベロッパーということもあり、バンクーバーでもこの経験を生かして転職したい気持ちでしたので、海外の就活サイト「Indeed」などをざっくりみておき、就職に必要なスキルセットなども事前に調べておきました。

英語対策

オンライン英会話「RareJob」を使って、日々英語のリスニング、スピーキングの練習をしていました。(今はDMM英会話もあるので、そちらもおすすめです)

バンクーバー渡航

できるだけバンクーバーに長期滞在して、就職活動をしたかったので、ワーキングホリデーを所持した状態で、ツーリストとして入国。(両方で最大1年半滞在可)。英語をさらに上達させたい、ネイティブの英語に慣れたいということもあり、語学学校へ3ヶ月通いました。その間、ポートフォリオ、レジュメのブラッシュアップをしていきました。仕上げに、レジュメ、ポートフォリオに関して、ネイティブの添削が必要だっため、WorkBC(日本のハローワークみたいなところ)に持ち込んで添削していただきました。この時点で、ポートフォリオに必要なコンテンツや、レジュメなどの100%の状態までブラッシュアップしています。

就職活動

ワーホリに切り替え後、すぐに就職活動を開始。IndeedをメインにiOSデベロッパーとして募集している企業に片っ端からレジュメを送りました。他にも、Web検索で直接企業にメールで送れるように準備してました。Indeedでの返信率が意外良く数件返信があり、面接へいきました。面接対策としては、GitHubに公開されている企業が良く質問するリストや、技術的な質問集で英語でどういう風に返すかトレーニングしていました。1社目は電話面接、2〜4社目と対面式の面接を受けました。質問内容はいたって、ジェネラルなトピックで、今までの職務経歴の説明、なんでこの会社を選んだのかや、どうしてカナダにきたのか、会社側から募集しているポジションの説明などなど。テクニカルな問題もいくつかありました。オブジェクト指向の説明や、フィボナッチ数列の問題、コードを提示されてどこでエラーが発生するかなど。これもGitHubにあるiOSの質問リストなどを参考にして事前に対策しました。

ジョブオファーゲット

約4社ほど面接を受け、5社目もほぼ同様な内容の面接を受け、2次面接をパス。2次面接の時点で給料交渉をし、数日後、ジョブオファーのメールを受け取りました。ジョブオファーをゲットできた背景としては、オファーをくれたCEOは日本に行ってたこともあり、日本人が真面目に働くことを知っていた。CTOは元ゲームデベロッパーだっため、僕の経歴に興味があったなど、後で聞きました。ジョブオファーをもらうことはタイミング、運などの要素が絡んでいたのかもしれません。

振り返りと、反省

ワーホリの使い道をもっと効率的に

ビザ問題は、外国人の僕たちにとっては大きな問題で、僕の場合は結果的にうまく言ったので良かったのですが、ワーホリというビザは、制限がなく、国中どこでもフルタイムで働くことのできる魔法のようなビザです。フロッグのこの記事を見る前に、ワーホリの申請を先にしてしまって、すごく後悔した思い出があります。専門学校の学生ビザ、CO-OPビザが終わってからワーホリに切り替えればワーホリのみよりももっと長く就職活動ができるのです。就職活動が一番厄介なパートなので、できるだけカナダに滞在して、就職活動ができるのがいいと思います。

面接での前向きな姿勢が大事

面接では、アルゴリズムの問題がその場で解けなくて、失敗して、落ち込んだ時がありました。今思えば、その時にやっておけば良かったのというのが、フロッグメンバーのヒデト君が行っていた、解けなくても持ち帰った後、問題を解きなおして、フォローアップのメールを出すという手法。失敗した後でも、後からフォローアップを入れることで、全然挽回できるので、もしそういう場面に出会ったら、挫けずフォローアップのメールを出してみてください。

給料交渉の反省

北米スタイルの面接は、給料の金額をこちら側から提示しないといけません。最終的に会社が調整して、合意となります。僕は最初の数社は、僕はバンクーバーでは初めての就労なのと、英語がネイティブではなく、苦手意識もあったせいか、自分で勝手に過小評価し、日本でもらっていた給料よりも半分の給料で交渉していました。途中で、自分が希望する金額で交渉をし出したので、最終的には、平均的な給与の交渉に成功しました。給料を低く見積もって交渉すると自分に自信がないと思われてしまうので、ある程度満足いく金額を提示することがオススメです。また、無償で働かせる企業などあるのですが、いい話を聞かないので、そこは絶対に避けてください。カナダの職種別の平均給与は「PayScale」などのサイトでチェックが可能です。

番外編

北米ではよくあるのですが、レジュメをメールや就活サイトで送った後、会社は返事を返さない、もしくは一週間程度かかることが多いです。本当に会社がメッセージを開いて読んでるかどうか気になってどうしうもない状態に陥り場合があります。友人が使っていたサービスなのですが、「bananatag」というサービス便利です。先方に気づかれず、相手がメッセージをいつ開いた、何度開いたかなどの情報が見ることができます。この情報をもとに、何度も開いていると先方が自分のスキルセットは興味があるが、決めあぐねているのかななどの推測ができるので、多少心が落ち着くと思います。

まとめ

渡航前からジョブオファーゲットするまで、僕は準備は徹底的に行ってきました。専門学校に行ってたにしろそれは同じだったと思います。海外で初めてプログラマになられる方もたくさんいます。総じて、こちらで働いている方達は、渡航後も積極的に活動、時間を惜しまず努力されている方ばかりです。この記事を見ている方は、ほぼ海外で仕事を見つけたいという方だと思います。少しづつ準備、努力をして、海外で仕事を掴み取ってください!応援しています。少しでも参考になればと思います。

参考になる就職活動記事

参考になると思う実体験の記事です。もしこれから、バンクーバーで就職活動する方や、これから海外に出たい方には参考になると思います。

フロッグの就活成功者インタビュー記事
語学学校だけで現地就職し、さらに永住権を申請中のiOSデベロッパーYukiさん
僕がウェブ屋として海外で就職した時の3つのポイント
僕が単身海外(バンクーバー)に来て仕事を見つけるまでにやったこと

参考になるポートフォリオ集

僕のポートフォリオ
Michinobuさんのポートフォリオ
Hidetoさんのポートフォリオ
Motokiさんのポートフォリオ

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